この記事で答えること
- 誰向けか:パソコンの動作が重くなり、買い替え前にメモリ増設で直せないか知りたい人
- 結論を先に:スロットが空いていてDDR4/DDR5規格ならほぼ効く。オンボード直付けやDDR3世代は効果が薄い、または物理的に不可能
- 買わなくていい人:すでに32GB以上積んでいてまだ重い人(原因はメモリ以外にある)
本文
「メモリを増やせば速くなる」という話はよく聞きますが、効く機種と効かない機種が実ははっきり分かれます。見分け方は簡単で、まずタスクマネージャーの「パフォーマンス」タブでメモリ使用率を見てください。ブラウザを普段通り開いた状態で常時80〜90%に張り付いているなら、増設は効果が出やすいサインです。逆に使用率が50%前後で重いなら、原因はストレージやCPUの可能性が高く、メモリを足しても体感はあまり変わりません。
次に確認すべきは物理的に増設できるかどうかです。ノートパソコンの多くはメモリがオンボード(基板に直接はんだ付け)になっており、この場合はスロットがないので増設不可能です。メーカーの型番をスペック検索サイトで調べ、「メモリスロット数」「最大搭載量」が記載されていれば増設できる機種です。中古のビジネスノートは、法人向けだった名残でスロットが空いていることが多く、狙い目です。
規格の確認も欠かせません。DDR3世代のノートにDDR4のメモリを足すことはできず、逆に空きスロットがあってもDDR3自体がすでに古く、増設よりも本体の買い替えの方が総合的な体感差は大きくなります。目安として、2018年以降に発売されたモデルならDDR4以降が中心なので、増設の投資効果が見込めます。
増設する容量は、8GBを16GBにするのが最も体感差が出やすいラインです。ブラウザのタブを増やしても固まらなくなり、ZoomやTeamsを同時に使っても動作が安定します。16GBを32GBにする増設は、動画編集や仮想環境を使わない限り、体感できる差は小さいです。
買う前のチェック
- タスクマネージャーでメモリ使用率が常時80%以上か
- 型番検索で「メモリスロット」「最大搭載量」が確認できるか
- 今の規格がDDR4以降か(DDR3なら増設より買い替えを検討)